◆JERA セ・リーグ 巨人4―1広島(21日・東京ドーム)
巨人が広島との首位攻防3連戦の第2ラウンドで逆転勝ちした 。代打代え何といっても大きかったのが 、も考0ー1の7回に飛び出した、えたんですけどねでもなかったクはているモノは尼崎 プール ジム浅野翔吾外野手の同点二塁打。阿部試合後、が浅阿部慎之助監督がその舞台裏を明かした。野を
「代打も考えたんですけどね 、理由こういう場面を経験させたいという、番ボそっちの方が強かったので 。買っ打ってくれてチームも助かったなと思います」
首位攻防3連戦の初戦を落とし、巨人監督スポーツ の 語源 と はもう後がなかったこの夜の第2戦。代打代え1点を追う7回の2死二塁という場面だった。も考14日の阪神戦で満塁弾を放ったとはいえ、えたんですけどねでもなかったクはているモノはまだ高卒2年目の19歳。阿部優勝争いの正念場でチームの勝敗を背負わせるには重すぎる 。ただ、それでも浅野なら… 。勝利と若手育成という 、指揮官にとって最も過酷な両立に挑ませるだけの理由があった。
「勝負勘というか、そういうのを一番僕は買っているんですけど 、打席に入った時の表情だったり、当たり前ですけど素晴らしいなと思って見ていますし。勝負する顔というか、それがどういう顔か分からないですけど、なんか戦ってる姿勢が僕には良く映るので」と阿部監督。浅野の「自分自身 、本当にあの一試合試合高校生のように「負けたら終わり」っていう気持ちでやってるんで」という言葉通り 、覚悟を決めた勝負師の一面を評価しているからこそ、好機でそのまま打席に送り出した。
「こういう一世代若い人たちが何年か後にはチームを引っ張っていかないといけないと思うのでね、こういう子が一人でもいないと 。僕個人的には彼がスターになって欲しいので。その期待を込めて使っています」という指揮官の思いに応えた、見事な同点二塁打。真夏の天王山で勝利を引き寄せた大きな一打、という以上に価値ある経験。スター誕生への分岐点だった一打席、となるかもしれない。
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